印刷に対応するホームページ(1)
ホームページは、プリンタを使って紙に印刷される場合もあります。しかし、ページによっては文字や画像が用紙からはみ出してしまい、うまく印刷されないケースもあります。今週は、印刷にも対応するホームページの作り方を紹介しましょう。

→ 基本的な考え方
 
ホームページがうまく印刷できない原因に、ページの横幅が大きすぎて用紙からはみ出してしまうケースがあります。そもそもホームページでは、ページの横幅という概念がありません。印刷の際は、ブラウザがページの横幅を適当に調整してくれますが、それでも(レイアウトによっては)正しく印刷されないことがあります。このような事態に備えるには、TABLEタグを使ってページ全体の横幅を指定するのが有効です。なお、このTABLEタグを使ったテクニックは、ページのレイアウトを一定に保つ場合にも活用できます。ぜひ、覚えてください。

→ Tableタグの追加
 
ページの横幅の指定は、ページ全体を一つの表(TABLE)内に格納することで実現できます。つまり、BODYタグの直後に1行1列のTABLEを配置し、このTABLEの中にページ全体を収めるわけです。この状態でTABLEの横幅をwidth要素で指定すれば、ページの横幅を一定に保つことができます。ページ内に別の表(TABLE)を配置する場合も、TABLEが入れ子になっていると考えれば問題は生じません。なお、ページ全体を収納するTABLEは、border要素を「0」に指定し、ページ全体を囲む枠線が表示されないようにするのを忘れないでください。
<HTML>

<TITLE>インフォシーク ホームページ作成</TITLE>

<HEAD>

<BODY>
<TABLE width="600" border="0">
<TR><TD>
    ・
    ・
    ・
 (この範囲内にページ全体のHTMLを記述する)
    ・
    ・
    ・
</TD></TR>
</TABLE>
</BODY>

</HTML>


→ 印刷プレビューの確認
 
自分が作成したホームページが正しく印刷されるかを確認するには、ブラウザの「印刷プレビュー」を利用するのが便利です。Internet Explorerでは、[ファイル]メニューから[印刷プレビュー]を選択すると、「印刷プレビュー」を表示できます。もし、ページの横幅が大きくA4の用紙に収まらない場合は、先ほどのTABLEでwidth要素の値を小さくし、ページ全体の横幅を調整してください。これで、うまく印刷できるようになると思います。


G|Cg|C@Amazon Yahoo yV

z[y[W yVoC[UNLIMIT1~] COiq COsI